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このチームに必要なのは、昇格することではない。


大分0-1千葉
徳島2-1千葉

勝利した大分戦も内容的には大変厳しいものであった。徳島戦の敗北も、チームを応援する者としては悔しくて仕方がないけれど、今シーズンの流れからすれば珍しい結果とは言えないだろう。

とにかく攻撃がちぐはぐである。何が強みなのかわからない。その時その時で、ピッチ上にいる選手の顔ぶれによって攻撃の指向が変わってしまう。繋ぐのか、蹴るのか。どちらにせよ中途半端で、軸が定まらない。攻撃、というよりも攻撃機会の放棄を繰り返し、守備に負担を強いる。そこを耐え切るだけの強度はない。
これが現状である。結成1.5年目のチームの現状。

シーズン序盤は、素晴らしい戦いを繰り広げていたと思う。
中盤での強度の高い積極的な守備、そこからの縦に速い攻撃。新加入選手の能力を活かした、力強いサッカーを実現していた。
しかし、そのサッカーは、チーム全体に根付いたものではなかった。
開幕当初のレギュラーメンバーのコンディション低下、そして負傷による戦線離脱が重なると、チームとしての戦い方が維持できなくなり、不明瞭になっていった。

昨季途中から指揮を執り、縦への意識の強いサッカーへの転換を試みて、実際に今季スタート時には狙った通りのサッカーを作り上げた関塚監督の手腕には、確かなものがあると思う。
しかし、いかなる状況でもそのサッカーを続けていくための選手層は、このチームにはなかった。元々はパスサッカーを志向したチームのために鍛えられてきていた選手たちである。方針転換からたったの1年で、チーム全体の指向を完全に変えてしまうということは不可能だろう。それは監督の能力だけの問題ではない。クラブとして、ひとつの方向性を持っていなければ、チームの方向性を定めることは出来ない。
ジェフユナイテッド市原・千葉というクラブには、それが無いのである。

何を今更、という話。
もう何年も何年も、何回も何回も、クラブとしての指向を持たないまま監督交代を繰り返し、サッカーの方向性が変わり、監督の指向と選手の質の齟齬を生み続ける。
今の不調も、例年通りのことである。こうなるのは、当たり前なのである。

このチームに必要なのは、昇格することではない。
このチームに必要なのは、強くなることである。
チームの軸をしっかりと定めて、それを太い幹として揺るがぬものになるよう育てる。そのための時間を与える。外側から横槍を入れて軸を折ってしまうようなことを繰り返さない。
昇格とは、強くなる過程の中で訪れるものなのである。

今までは、強くなるという過程を経ずに昇格という結果だけを得るということが強いられていたのと同じである。
それを繰り返したら、なにが起こるのか。それは歴史が証明している。

J2で6年目だけど、今のチームは1.5年目のチームだ。その現実を、しっかりと見据える必要があるのではないか。

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